月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

7月20日の月

昨晩寝る前に外を見上げると何と月がポッカリ浮かんでいるじゃないですか!夜になっても雲が無くならず月出から天候が回復するのを時々見ていたのですが駄目だと諦めてお風呂に入って寝る支度をして「さて寝るか」とトイレに行こうと思ったら月を見つけちゃいました!(笑)
急いで三脚とデジカメを用意して写すだけ写したらそのまま寝ちゃいましたー、ですから今日になって更新

東の空に高く昇った月は上弦前ですからまだ明るく青白い光を放って綺麗です
先日Tpongさんにリクエストいただいた「光学24倍とデジタル込み100倍ではどう画質が違うのか」というのも是非確かめたくって写してみました
光学24倍で写すとちょうど月が1024×768でトリミングすると画面いっぱいになるのでこのサイズで比べてみましょう

こちらが光学24倍、画像保存はファインという圧縮を低めにして画質を優先する設定、さらにシャープ設定も普通のスタンダードにしてます
ただ何枚か写していたもののデジカメのモニターではクッキリ写っていたと感じたのにこうやって撮ったままで見るとボヤけて感じますね
一番上の写真も同じ写真からトリミングして縮小しているのですが縮小の際にシャープを掛けているので月が小さくても見やすい印象です

そしてこちらがデジタルズーム込みの100倍で写したものです、24倍とサイズを同じぐらいにするために写した写真をそのままトリミングせずに1024×768まで縮小しています
面白いことにこちらの方がクッキリとして綺麗に見えますね、これは月が絶えず大気の影響を受けていて揺らいでいるのでピントが合っていてもボケ掛かったり二枚とも全く同じ条件では写せていない影響もあると思います
そしてデジタルズームの際、カメラ側で色間補正やボケた感じ粗くなる感じを押さえようとデジタル修正が行われているのも幸いしているのかもしれませんね
そしてその画質を縮小することによってデジタルの方が光学より緻密に感じる絵になったのかも?
月を望遠鏡や双眼鏡で見たり写す人は判ると思いますが月の姿は常にクッキリ見えていません、上空の大気の影響を受けて波打ったりボヤけたりもあるので今回の検証・・・失敗でした
次にお月見できたときもゼヒゼヒ再挑戦したいと思います!今度は光学24倍でもクッキリ写したいですね!

そして望遠端の160.8倍で見る月はどう写るのか?も試してみましたー
こちらもトリミングせず撮ったままを縮小していますが・・・さすがにシャープを掛けてもややボンヤリとした感じが残りますね
でも地名やクレーター名を書き込むには良さそうな倍率写真になりそうです、これはこれで使えそうかな?(笑)

最後にいつもの月をトリミングして500×500まで縮小した画像、ここまで縮小すると充分クッキリ写っているように見えて満足満足(笑)
ただ100倍以上に上げて月をフレームギリギリに収めようとするのは難しいですね、セルフタイマーの2秒を加味して位置合わせしても手を離すと少し動いちゃって下側がギリギリでした(笑)
以前の最大望遠75倍と同じなら充分綺麗に写りますしそれ以上での倍率でも写せるようになってお月見での撮影が更に面白くなりそうです!
価格.COMでFinePix S3200の最安値を見ると2万円を切っている価格、それでも手頃な予算で月を写すには充分な性能だと感じましたー