月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

5月11日の月(上弦)2

ただいまお腹がいっぱいです(笑)家族で焼肉をして美味しくビールも飲ませていただきました!(笑)
折角の連休が肩を傷めてションボリのお父さんを元気付けようと妻が焼肉を提案してくれました
いつもなら外で炭を起して炭焼きなんですが火の管理がお父さんの仕事なので片手では無理と今回は妻がコンロでカルビ焼きを山盛り作ってくれましたー
中学生の息子は育ち盛り!ムシャムシャ食べてくれましたがそれでも食べきるには三人で大変大変「ちょっと多過ぎたね」と妻と笑ってしまいましたー
肩脱臼にはあまり良くないかもしれませんがビールも用意してくれていたので美味しく頂きました、今日は天気が良かったのですがそれでもまだ春になったばかりですね陽が落ちると風は冷たくh「ほろ酔い」のお父さんにはちょうどいい酔い覚ましかもしれません(笑)

さて夜の月を見るのは久しぶりですね、気付けばもう上弦です
上弦は太陽からの光りがちょうど地球から見て半分当たっている状態、満月が太陽・地球・月と真っ直ぐ並んでいると考えれば上弦は月が地球と太陽に向かって並んでいる感じでしょうか

雨の海が影から見え始めていますね、真ん中辺りにノの字に見える山脈がアペニン山脈です
雨の海も他の海と同じように地中から流れ出した溶岩が固まって黒く見え、その見た目から海と呼ばれていますがそもそもは地中から溶岩が流れ出るほどの大きな衝突で出来たクレーターに溶岩が溜まって出来たものです
ですから地名では雨の海と呼びますがクレーターとしてはインブリウムベースンと呼ばれています、この大きなクレーターの縁が溶岩で埋まらずに残って見えているのがアペニン山脈になります
そのことを理解して雨の海を見渡すとクレーターとしての雨の海が大きいことが判りますよねー、これから満月に近付くと姿を現す嵐の大洋の次に大きな海でもあります
半分ぐらいが光りに照らされている雨の海、アペニン山脈の上に大中小のクレーターが三角形に並んでいますね
大きい方からアルキメデス・アリスティルス・オートリクスという名前のクレーター、そしてアルキメデスとアペニン山脈の間が少し黒っぽく写っているのが雨の海の中にある沼で「腐敗の沼」と呼ばれています
よく考えてみると雨の海という名前が付いているのにその中に沼があるのも面白いですね、ちょっと自分の写す写真では不鮮明なので判りづらい説明になりますがこの腐敗の沼がアペニン山脈に付いて見える部分
ちょうどノの字に走るアペニン山脈の頭の部分に腐敗の沼が付いていますよね?
この頭の部分がアペニン山脈の端でポチっと白く見えるのがハドリー山がある辺りでしてこの麓がアポロ15号の着陸地点になります
アポロ計画の中で一番好きなのが15号でして今の息子と同じ年頃に望遠鏡で夢中になっていた時はこのアペニン山脈が見え始めると何だか嬉しくって夜中まで見続けていたのを思い出します

久々に見上げた夜の月、少しほろ酔いなので子供の頃を思い出しつつ月の説明が長くなってしまいましたー(笑)