2月20日の能取岬
毎日最低気温は-20℃を下回る日が続いているのですが天気は良く昼間の最高気温は+になることが多いです
2月と言えばこちらでは真冬、海は流氷に覆われ-20℃を下回り昼間の最高気温も+にならない「真冬日」が続いています
しかし最低気温は同じように下がるのですが流氷が接岸しません、ロシアからの南下はしていて網走からでも水平線には白い流氷の姿が見えています
でも北からの風が弱いためか接岸するまで近寄ってきていません
今日も網走まで出かけたのですが先日天都山から写した光景とほとんど変わらず
気持ち少なくなったというか遠くなったような気もしてきました
流氷は例年オホーツク海沿いの北側から接岸してゆきます、ですから紋別側から知床側まで見渡せる能取岬まで走ることにしました
驚いたことに岬の先端に進むとサロマや紋別側ですら流氷の姿が水平線にも薄くしか見えません
もちろん知床側にはまだ流氷が流れていった姿が見えず、網走沖にやや集めの流氷の筋が見えるだけ・・・
網走の沖合に見える流氷も望遠で写してこの程度なのですから余程の北風が吹かない限り一気に接近して接岸とはいかない気がしてきました
こういったよく「温暖化の影響」と簡単に片づけられてしまう目に見える現象ですがこれは数十年前から見ても数年おきに繰り返し起きていることで逆にここ数年は流氷が接岸する日にちや日数が増えていたんです
今冬はその遅れたり接岸しなかったりする年だったのかもしれませんね