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月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

6月7日の阿寒湖

今月に入ってから釧路を震源地に最大で震度5弱地震が続いています、震源地は釧路中南部

釧路と言っても沖ではなく内陸側で阿寒湖の近くばかりです、距離的には北見から釧路へ向かうちょうど中間辺りで決して遠い感じがしません

震源の深さが浅く北見では震度2が最大で縦揺れが起きるだけで横揺れを感じない程度、阿寒には雌阿寒岳という数年おきに小噴火を繰り返している活発な火山があり噴火が起きるのでは?と不安になりますが火山性の地震ではないと聞いています

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地図で確認すると震源地の上には雄阿寒岳雌阿寒岳という活火山ではなく阿幌岳という山があり近くには木禽岳という山もありますがどちらも1000mに満たない山

分類が火山なのか調べてみたのですが判らず、どちらも過去に噴火したという話は見当たりませんでした

見た目も噴煙や水蒸気を上げているような場所や噴火口も無いので火山というより小高い山

心配していたのですが休みの日曜日、朝の8時過ぎにガタガタと短い揺れ

また同じ場所を震源地とする震度3の地震が釧路で起きました

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天気も良いのでカメラを持って車で阿寒湖へ向かうことにしました

まず向かったのは震源地になっている阿幌岳が見える場所、阿寒湖沿いの林道を進むと湖の反対側(阿幌岳側)に向かう道は何故かゲートが締まっており通行止めに

カヌーを積んだ釣りの人もゲートにいる人に理由を聞いていましたが通れないとしか答えが返ってこないようです

諦めて車で戻ると湖の畔から阿幌岳の見える方向を湖を挟んで写してみました

しかし先に書いた通り阿幌岳は1000mに満たない山、湖畔近くの起伏や原生林の森で山自体を写すことは出来ませんでした

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次に向かったのは雄阿寒岳、この雄阿寒岳は火山ですが現在活発な変化は聞いていません

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ただ地形図などを見ればわかる通りこの雄阿寒岳が今の阿寒湖を作ったと言っても過言ではなく雄阿寒岳は噴火しながら成長して元々あった湖を阿寒湖・パンケトー・ペンケトーの三つに分けるように裾を広げています

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阿寒湖の右、雄阿寒岳の裾が被さって細くなった部分が滝になり落ち込み美しい景色になっているのですがこれも雄阿寒岳が成長しなければ生まれなかった光景なんでしょうね

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最後に今も活発に水蒸気を噴き上げている雌阿寒岳に向かいます、よく勘違いされる方が居ますが阿寒というより雌阿寒岳は足寄側に向かことになります

北見から向かえば阿寒には行かず手前から曲がって足寄へと向かう道を進むと足寄に入ってからオンネトー行きの道に曲がります

途中道の先には大きな雌阿寒岳が見え始めるのですが雌阿寒温泉まで来ると硫黄というよりも糞便臭に近いほど濃いガス臭を感じます

さすがにこの匂い自分は苦手でして温泉タマゴも好きじゃないんです、ですからそのまま車を進めて先にあるオンネトーまで行きました

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このオンネトー雌阿寒岳の噴火で川が堰き止められて生まれた湖で神秘的な色で染まる湖面が美しい場所

ただ酸性が強く魚は住めない湖です、ここから雌阿寒岳と右側に阿寒富士の姿が見えるのですが湖面に映る光景は凄く美しく観光客も多い場所です

さて日曜の朝から地震で起き震源地を訪れるカメラ散歩となりましたが最後に書きますと火山性ではないとの見解

あくまで素人判断ですが火山性地震はプレート型とは違い山によってその揺れはバラバラ

阿寒湖でも雄阿寒岳雌阿寒岳と観測されている山はありますが火山に設置されている各装置はこの二つの山に集中しています

ですので連続している阿幌岳下の震源が何から起きているのかを特定する要素に火山性を除外する有力なものは無いのも事実だと感じています

更に北海道でもここ阿寒湖、更に近くでは屈斜路湖摩周湖カルデラと呼ばれる日本語で言えば「破局噴火」となる大規模なカルデラ噴火が太古に起きている地帯

各噴火の年数は違いますが道東の範囲で見れば火山活動が起きやすい場所です

とかく噴火や噴煙が見えればその山が噴火にと思いがちですが噴き出してくるのは地下のマグマ

道東でもこれだけ広がっているのですから湖を挟んだ程度の距離で「離れている」と考えるのは人の尺でしか見ていない感覚に感じますよね

もちろん24時間監視体制でここ阿寒もその変化や噴火の兆候が見られています

でもそれは雌阿寒岳に限ったこと、日本各地に火山はありますが24時間監視されている火山は数えるほど

そしてそのデータを常時把握しているのか?と言うと・・・そうではないのが現状でここ最近続いている日本各地での噴火も実際は噴火してから避難を行ったり「事前に兆候が見られた」という見解になっていて監視は機械が行っているが人は足りていないのが事実です

今回見てきた震源地の阿幌岳が噴火するか、その場所に新たな火山が生まれ阿寒湖の様相が一変するのか

または20万年前に起きた阿寒のカルデラ噴火のようにここ一帯が吹き飛ぶような破局噴火が起きるのか・・・

なーんて最悪のことばかり書きましたが訪れた阿寒湖は天気も良く平穏で長閑でした(笑)

 

最後に

一枚目に貼りました画像、左が地震時に割り出された震源地で右がGoogleマップで見た阿寒湖から震源地方向にある阿幌岳

縮尺が違いますが良く見ると震源地より阿幌岳は少し遠いですよね?

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震源地と表示されている辺りをマップで拡大するとアレ?原生林の山中に林道が走ってるけど数か所開けた場所が点在していて震源地辺りにも木が伐採されて何か施設があるようにも見えませんか?

なんて好奇心を擽る話を書きましたが阿幌岳や木禽岳にも相生側からなら山頂近くまで車が通れる林道もありますし上空から見ればこういった場所も多いのです

昔は開拓で入った人が居たり集落があったり営林署の伐採などで番場があったりとその名残が残った場所も多いんですよね