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月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

smc M 50mm F1.7

今朝は久しぶりに50mmレンズを持ち出してK-50でオールドレンズ撮影です

久しぶりにと書きつついつも使っているのは400mmでも古いトキナーMFレンズですのであまり変わりませんね(笑)

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取り付けたのはペンタックスのMレンズと呼ばれる絞り制御をカメラ側ではなくレンズ側で行うフィルム時代初期のレンズ

レンズ自体はコンパクトな物ですが写真ではタクマー時代の金属フード(ねじ込み式)をつけて使用しています

本来は135mm・150mm用のフードなんですがフルサイズではないAPS-Cサイズでは影響がなさそうです(写した際に写真の縁や四隅に影や黒くフードが写りこんでしまうこと)

Aレンズなら絞りをA位置に合わせればカメラ側で絞り制御が出来るのですがこのMレンズは写す前に絞りを決めておいて被写体にピントをMFで合わせます

(事前にカメラ側の設定で絞り制御の許可を行っておいてください)

ピント合わせは合焦したところでファインダー内に合焦サインが光るのと音が鳴りますので判りやすいと思います

モードはM(マニュアル)、ISOも自分で決めるのですがISOを任意の範囲でカメラが制御してくれる設定ではこの後の操作が働きませんので必ず任意で決めていてください

明るければISOは100か200でいいでしょうし動きのあるものや薄暗かったり影の場所であれば400以上が良いでしょうね

さてここまで写す準備が出来たらシャッター手前にある緑のボタンを押します

カシャン!と音がして測光が行われてSS(シャッタースピード)が決まります

これでシャッターを押せば古い時代のレンズであってもボディ内手振れ防止機能も働き撮影が出来ます

(レンズを取り付けて電源を入れた際にレンズのmm値を指定するのはこの手振れ防止を適正に働かせるためです)

一枚写してカメラ側で決めたSSが満足出来なければシャッター前のダイヤルでSSを速めるか遅らせるかすると露出調整が可能になります

被写体を変えるたびに緑ボタンを押すひと手間が面倒に感じますがそこは全てが手動のMモード、SSだけでもカメラが決めてくれるのは便利なものです

ただ自分も月や野鳥をMFレンズで写す際は事前におおよその絞り・SS・ISOを今までの経験から決めてしまいますので慣れてしまえば緑ボタンすら使用しなくなりますよ(笑)

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今日使ったのは絞り開放がF1.7の手持ちでは明るいレンズ、絞り開放にするとボケが強くなる代わりに被写界深度が顕著に出ますのでピントが合っているように見える部分が少なくなります

何かを強調して写したい時にはその前後が大きくボケるので写していて楽しいのです

古いフィルム時代のレンズですしデジタルでは甘さがよく指摘されるレンズ、確かに擬色や描写の甘さを感じる場面もありますが被写体をどう捉えるか構図決めるかで十分な性能があると感じています

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合焦部分の描写も満足出来ますし30~40年前のレンズであるのを忘れてしまうほどの絵を生み出してくれることも多いです

特にボケを楽しんだり一部を浮かび上がらせるような合焦構図を選ぶのであればオールドレンズはデジタルに一つ何かを付加してくれるような魅力を感じますね

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この50mm F1.7は当時カメラに標準としてセットされていたレンズですので長い年月を経た今でも数多く見かけることが出来ますし1000~3000円台の手頃な価格です

もちろん新品ではなく全てが中古品、程度の良し悪しは全てバラバラです

このレンズでは中のレンズ組み合わせで二枚のレンズを貼り合わせて使用していますのでそれが剥がれていたり中に混入した埃やゴミも写りに影響します

更に保管状態が悪く中にカビが生えている物も・・・購入時には必ず確認してください

更に外観の傷や擦れ、レンズの傷や汚れ、絞りやピントリングの動きもスムーズか確かめるのも大切です

ただそれが面倒に感じる方は今のデジタル専用レンズを購入することをお勧めします

写真を写すだけ、カメラを手にするということはそれだけが楽しみではないと教えてくれるのがオールドレンズの楽しみなんだと感じます

本来、景色を絞り開放で写すことは少ないと思うのですが夜明けが近づき夜空が青空に変わり始める時刻

東の空が絵画のように美しい色彩で染まり始めたのを写してみました、周りはまだまだ夜明けに満たない薄暗さ

しかしF1.7の古くとも明るいレンズは無理のないSSを選び出してくれ手持ち撮影を可能としてくれます

単に「好き」というだけで素人のカメラ、レンズ以前に説得力不足な自分ですがここに貼った画像が「綺麗だな」「いいな」と思われた方はペンタックス限定ではなく各社それぞれオールドレンズを用いた楽しみがありますので是非始めてみては如何でしょう?

まずは手頃な値段で売られている当時標準レンズと呼ばれた50mm辺りが扱いやすいと思います

何故ならカメラとセットで売られていたために平凡な性能でありながら扱いやすく癖の少ないレンズが多いと感じるからです

絞りとSSを自分で決めてピントを回しファインダー(またはモニター)で合焦を掴む、そしてシャッターを押した後に表示された「自分が写した像」を見て満足するか設定を変えてまた写すを繰り返す楽しみ

動きのあるものや明暗の大きい構図では初めなかなか写せなくって難しいと困ることも多いでしょう、しかし少しずつそれでも確実に写せるようになりますよ

シャッター押すだけでほとんどカメラ任せで写せる写真が一つずつ自分が決める部分が増えるというのは嬉しいものです