月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

9月15日の太陽

今日は久しぶりに太陽が顔を出してくれて秋晴れの明るさです、ここ1週間ほど曇や雨がちな天気で残暑などもなく北海道は駆け足で秋を迎えています

北海道で一番高い山もある大雪山系、そこではもう紅葉が見頃を迎えており例年より2週間も早いそうです

今年の冬は早くやって来るかもしれませんね、夜空の月を見上げていても頬に当たる空気が冷たく感じます

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天気もよく買い物に出かけて帰宅すると窓から心地良い日差しが差し込んでいます

カメラの埃や汚れを綺麗にしていて思いついたのは太陽を写すこと、これは以前から数回やっているんですが以前皆既月食の際に購入した本付録についていたボードを使います

カメラに400mmを取り付けてレンズ前にボードを翳しつつ太陽を写すのですがMFレンズですのでピント合わせが必要

幸い自分が月撮影にも使っているMF400mmは無限がレンズの∞位置でほぼ決まりますので予め合わせておいて片手にカメラ、片手にボードを持ち撮影しています

月とは違ってボードで減光しているとはいえ太陽は明るい星、絞りは11以上に絞ってもISO200でSS500以上は稼げます

ですからほとんど手ブレも気にせず写せるのですが厄介なのは減光に使っているボード

カメラを使っている方は判ると思うのですが窓や特に車の窓、そしてフィルター類が汚れていたり角度があるとそれ越しで写した像はかなり歪みますし不鮮明になります

一番良いのはレンズとボードが水平になること、角度や歪みを作らずに向けて太陽を写します

書いていると一度決めてしまえば簡単に思えるのですが写してみると持っていたボードが自重で曲がっていたりレンズと離れて角度が生まれていたりと難しいですね

レンズに強く押し付ければ今度はピントがズレたりと月撮影とは違う設定や写し方に四苦八苦(笑)

金属製の古い400mmですから何枚も写していたら片手では疲れてきて手ブレ補正では収まらない写りになったり

MFレンズで飛ぶ野鳥などを写すのに慣れている筈なのにゆっくり動く太陽を写すのに手間取ってしまったりと自分でも慣れない被写体に苦笑い

その姿を同じく休みで家にいた息子が見ていてポツリ

「三脚に固定してボード当てればいいのに」

・・・高校に入ってカメラを始めた息子、しっかり成長しているようです

「こうやって手持ちで写すのがいいんだ」と父として負け惜しみを言ってしまいました(笑)