月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

6月8日のウミネコ

今日は朝から小雨の降る天気、気温も暑く感じるほどの上昇はなかったのですが湿度が高く何処か蒸しているような空気でした

先月後半まで雪が降る低気温だったのに今月は猛暑日になるような気温の変化、今日のような天候でも過ごしやすいと感じるのは面白いですね(笑)

晴れてはいませんが折角の休みですし海沿いまで車を走らせました

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陽も高く昇った昼前の漁港は何処も人影はなく静かでした、太陽も時々顔を出す天気なのに雨がパラパラと振り続ける変な天気

その中をウミネコが何羽も同じ場所を往復する光景を見つけました

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海風に乗るような羽ばたきでスーっと飛んでゆくのは海岸沿いの崩れ防止のある壁面

そこで降りると歩き始め何やら物色しているような素振りです

すると生えている雑草を啄み抜き取るとそのまま飛び立ちました、行先は港の護岸

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どうやら抜き取った草を巣作りに使っているようですね、本来は茂った海辺の崖などに巣を作るウミネコですがここでは子育てに適した場所へ他の場所から巣の材料を持ち帰り作っているようです

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多くのウミネコが何度も海辺と崖を往復して口いっぱいに咥えた草を運んでゆく姿

自然界では多くの海鳥がこういった崖などで巣作りを行い子育てをします、しかし崖崩れを防止するための工事で草の冴えた部分にも細かい目のネットが浅く埋まっていて穴を掘ったり窪みを作れる状況ではありません

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次への命を育む本能とその場所場所で培った最適の技法、環境変化の多くは人間がその場を工事などで大きく変えてしまったのが原因なんだと思いますがその中でもこうやって新しい命を育む姿に頭が下がる思いでした