月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

7月24日の彩雲

綺麗に伸びた筋雲を見上げていたら沈み始めた太陽の方角に綺麗な白い玉のように光る部分が生まれそこから虹が出来始めました

彩雲は比較的高い場所にある薄めの雲に起きやすく、雲として大気中に漂う氷の粒に太陽光線が当たることによって見える現象です
通常の虹が見る者が太陽を背にして正面に起きるものですが彩雲は見る者と太陽の間に出来ます
仏教ではお釈迦様が乗る五色の雲に見立てられています、また吉凶の予兆だとも言われていますが気象的には天候が変わる兆しとも見られていますね
似たような現象に日傘というものもありますが太陽を中心に輪のように傘が広がる現象でこちらも天候悪化の前触れと言われています
同じように光と雲が生み出す現象がズーム18mmで写した写真では中心から左側の鉄塔寄りに何やら黒い影が浮かんでいるように見えます

普段取り付けている55−300mmから急いで18−55mmに変えたのでカメラの中にゴミが入ったのかと思いましたが55mm側で写したものには写っていません
これは太陽が沈み始め低い位置に差し掛かると地上の山や構造物の上部の影が伸び薄く広がっている雲などに影の形が投影され浮かび上がる現象かもしれません