月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

6月22日のシャクヤク

昨日仕事から帰宅すると我が家の庭に綺麗な花が咲いていました、大輪の美しいピンクはシャクヤクの花ですね

その美しさからボタンなどと並び方をされますが薬の原料としても有名な花です
面白いのはこんなに大きな花なのに日暮れには開いた花びらを閉じ、日の出には再び大輪を開く動きを繰り返します

1枚目もそうですが今回は先日ジャンク品(1050円)として見つけたトキナーレンズで写しています
絞り羽が閉じず常にF4.5の開放になってしまうので修理が必要なのですが鏡筒を振るとカチャカチャと音がするのでもしかするとバネなど部品が破損しているかもしれません
まだ分解方法など調べているので修理は後日になりますが写り(個性)を確かめたく絞り開放でも楽しめる花撮影に使用です
ズームしてもF値が変わらないタイプのレンズですが自分の持っている同じズーム域のレンズとは違いマクロ機能は無く最近距離は1.5mとなっています
少し離れての撮影になりますがAF作動音も小さく扱い易いレンズですね
肝心の写りですが期待以上の良い写りをしてくれました、開放からの柔らかな描写は予想していましたが合焦部分は予想よりシッカリ写っていて決して「古いズームは最短・最長どちらか寄りの性能で他はイマイチ甘い」という言葉通りではありませんね

試しにKーrに付いてきたデジタル専用の55−300mmでも同じように絞り開放で写してみましたが如何でしょう?
トキナーレンズには当時輸出品に貼られていたJCIIシールが貼られています、その末尾に82という数字が見られることから1982年製造のレンズと予想されるのですが30年以上の年月を感じさせぬ描写に純国産の「メイドインジャパン」という言葉がどれだけ素晴らしかったかを感じさせてくれました
ますますこのトキナーレンズ、絞りの修理をしたくなりますねー(笑)