月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

5月19日のタンチョウ

今日は驚く野鳥に出会えることが出来ました、それは網走からの帰り道
いつも通る道ではなく1本手前の交差点を曲がり走っていると網走川に差し掛かる所で出会いました
橋を渡る前に横に走っている河川沿いの土手道に目をやると大きな鳥が2羽歩いているのです
妻に教えると指差す先を見て妻も大きな驚きの声を上げるほど、その鳥はタンチョウ鶴でした!

確かにタンチョウの生息地域は道東を含む広い地域、しかし実際は阿寒から釧路方面の草原や湿地などに棲む数が圧倒的で農地が広がるこの地域でもタンチョウの目撃例は新聞などで読むことはあっても出会うことはなかなか出来ないのが現状です
実際にタンチョウを見るのは子供の頃に家族で出かけた釧路で1回だけ、妻はこれが初めてだと言っていました
昨年も網走から女満別にかけてタンチョウの飛来は目撃されていて新聞には載っていましたが自分たちが出会えるとは思っていませんでした
しかも車に乗っていて偶然見つけられるとは!距離にして50mも離れていません
車を降りてカメラを向けようかとも思いましたが感動の声を上げる妻と二人で車の窓を開けてそこから眺めることに

川を挟んでここは農地が広がる長閑な場所、タンチョウといえば釧路湿原などは繁殖地として有名ですがこの2羽はここで新しい命を育むんでしょうね
北海道の人間でも普段の生活でタンチョウに出会えることは珍しく地元人でも観光の対象となっているのが現実
年々その生息地が減少しているという現状からタンチョウの生態も人の生活圏へと近づいてしまっているのか・・・
住宅等が映る光景に映り込むタンチョウの姿に違和感を感じるのは自分だけでしょうか
とても嬉しい出会いながら凄く考えさせられてしまう1枚を写してしまいました