12月3日の朝陽
今朝も冷え込みました、12月に入り最高気温がプラスの2~3℃しか上がらない毎日
日が暮れる前から気温は氷点下になり数日前に降った雪も日が当たるなのに溶けずに降った時のまま結晶を残しています
北海道の雪はサラサラなパウダースノーを思い浮かべる方も多いと思います
降り積もった雪が低い気温で溶けることなくそのままなので固まることのない雪だと思われますが実はそうばかりでは無いんです
確かに気温が低く雪はそのまま降り積もるのですが日中晴れることで雪の表面が太陽からの熱で溶けます
しかし低い気温で水にはならずそのまま水蒸気として昇華するか氷になって雪の粒同士を結びつけるんです
そうなることで雪の表面は発泡スチロールのように軽く堅い一面となります
そうなることで降り積もった雪の表面を覆うのですがこれが蓋のようになり降り積もった雪を長く重みの掛からない状態で保護(保存)することになるんです
ですから表面の塊を割ると下にはサラサラとした積もったまま溶けることも締まったり固まることもない雪が残っていてこれがパウダースノーとなるんです
機会がございましたら降り積もったままの雪原で表面の固まった雪を切り抜いてみては如何でしょう?
子供の頃はどれだけ割らずに大きな雪の板を切り取れるかが楽しみでした
きっとその下には数日・数十日前に降った雪がそのままのパウダースノーで現れると思いますよ