月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

10月31日の紅葉

10月も今日で終わり、今年も残り11月・12月の2ヶ月となりますね

旧暦の呼び名なら「神無月」から「霜月」へと変わるのですが今使われている暦は新暦ですね

では旧暦に換算して見てみましょう、今日はまだ9月27日となりますから神無月(10月)にもなっていないことになります

神無月になるのは今の暦(新暦)では11月3日、これは明治以降に世界との共通性を持つために暦を多くの国で使われている新暦に変えた際に旧暦を用いた呼び名や風習をそのまま新暦の日付に当て嵌めた為に起きてしまったズレなんですね

でも日本という風土は面白いもので古から神道や仏教との混在や東洋と西洋の文化を受け入れたり良い意味で「曖昧な文化」が根付いており暦の問題も本来誤差の大きかった旧暦では今のような1日だけ増える閏年ではなく1ヶ月がまるまる増えてしまって13ヶ月がある閏年など今のような秒や分単位の生活ではなく数日・数週間のズレも受け入れてしまう余裕があったのかもしれませんね

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10月も最終日、朝晩冷え込みが厳しくなり氷点下になることも増えてきて冬の足音がすぐそこまで聞こえています

平地でも多くの場所が紅葉を終え始めているのですが日当たりの良い場所ではまだ秋を名残惜しむように最後の燃え上がりを見せている場所がありました

車を止めてカメラを向けるとファインダーから目に映る光に見惚れるほどの美しさを感じます

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傾き始めた日差しと色づいた葉が相まって空気は冷たく感じているのに頭の中が暖かくなるような色彩

緩く吹く晩秋の風に葉が揺れて木陰に入ると色付いた木漏れ日と葉の透かしが何とも美しく感じました

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子供の頃に聞いた「小さい秋・小さい秋・小さい秋、見つけた」という童謡が浮かんだのですが目に映る存在感は凄く大きなものでした

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人間というのは地球(自然)に住まう生き物の一種でしかありません、利便性や生活の豊かさを追求するのも良いのですが自然の一部であるという気持ちは失いたくありませんね

いつもブログに写真を貼る際に見る側の見易さも考えて似たような写りを何枚も貼らぬよう心掛けてきましたが今回はなかなか枚数を減らす(整理する)ことが出来ませんでした、残りはFC2ブログの方に貼ってあります