9月12日の月
今夜の月が日付を超えて明日の深夜2時過ぎには上半月である上弦を迎えます
しかし上弦前後の月はそんな時間まで夜空に出てはいませんね、ですから上弦を迎えるのは沈んでからなので明日のお昼過ぎ(2時近く)になってから昇ってくる月が上弦を迎えた月となります
それでも深夜2時過ぎに上弦を迎えるのですから青空に浮かんだ月を見る頃にはもう半日は過ぎていて半月よりはもう少し満ちて見えると思います
月は満ち欠けを約1ヶ月の周期で繰り返しています、自分もよく「月が昇ってくる・沈んでゆく」と書きますがこれは地球上の自分たちが見た感覚であって正確には約1ヶ月をかけて地球の周りを1週する月を1日で1回転する地球の自分たちが見ています
月にしてみれば地球にいる自分たちに追いかけられているような感覚になっているかもしれませんね(笑)
ですから月が登っていたり沈んでいっているのではなく地球が早い動きで昨日月を見た位置に今日も回転してきたというのが正しいんでしょうね
もちろんこの1日の間に月も少し回っているので昨日と同じ位置に見えるには地球が余分に自転しなければなりません
その進んだ分が1日で大体50分ほど月が昇ってくる時間の遅れになっているんです
嬉しいことに上弦を迎える頃になると残業を終えて帰宅しても茶の間の窓からギリギリ見える位置
これからはどんどん見やすい角度になってくるので帰宅してから400mmを取り出して月の撮影がノンビリ出来ます
今日は窓から身を乗り出して写さないと厳しい角度でしたが何とか窓の枠にカメラを当てて固定しながら写しています
トキナーの古いMF400mmのレンズですがピントリングを回しきった位置がピッタリ∞ですし何より55-300mmで写すより描写が緻密に写るのが嬉しいですね
面白いもので400mmに出会うまで使っていた古いSMCP 300mm F4も単焦点レンズだからでしょうか新しいレンズであるsmc DA 55-300mm Lより月の写りが良かったように感じます