8月7日(七夕)の遠雷
8月7日は旧暦の名残を残す七夕、新暦での七夕は日付をそのまま引き継いだもので旧暦とは毎年誤差が生まれます
今年の旧暦通りの七夕は8月の13日となりますね、7月7日の七夕・旧暦の名残を継いだ8月7日の七夕・旧暦との誤差を計算した今年は8月13日の七夕
どれが本当に七夕なんて思わず「年に3回も七夕を迎えられる」と楽しみましょうね
でも今夜8月7日の七夕はあいにくの曇り空、天気予報では午後から大雨・雷の注意報も出ていましたが結局降らず
雷も日付が変わる頃になってゴロゴロと鳴り始めました、しかし夜空を見上げると光っているのはかなり遠く
時折夜空に雲を浮かび上げる程度の稲光です、光ってからゴロゴロと聞こえるのもかなりの時間が掛かっていますので市内ではなさそうです
それでも夜空を明るく照らす遠雷を写したくなりカメラを構えました、屋外なら三脚を立てて粘るのですが急に降られてもカメラが濡れるのは困りますから茶の間の窓から手持ちで狙います
レンズはSMCM 35mm F2.8、初めは絞りF8でパンフォーカスなどと考えていましたがISOを上げて12800にしてもSSが稼げません
AFレンズなら無限が回しきった位置ではありませんので天体など写す際事前に無限位置の確認や固定が必要になります
しかし古いMFレンズの多くが∞位置で合わせることが可能(EDレンズなど特別なレンズを用いている物は温度の影響を考えて変化する物もあります)なので絞り開放(F2.8)でSSは1/15・ISO6400にしてみました
窓枠に体を着けてカメラをしっかり構えてシャッターチャンスを待ちます
光る瞬間に集中して待ちます、頭の中では「35mmではなく28mmの方が良かったかな」などと考えていたらシャッターチャンスを逃してしまいました(笑)
集中です、空が光るたびに連射を繰り返し何枚か捉えられましたが遠雷と雲の状況で稲光自体は見れませんでした
雷鳴が大きくなり近づいてきたのかと期待したのですが数分パラパラと雨が降っただけで脇を通り抜けるように過ぎていき残念
各地で大雨による被害が深刻になっていますがこちらではほとんど雨が降らず農作物にも大きな被害が出てきています
ISOを上げていますので粗い写り、ISOを下げて三脚で低SSでの撮影の方が綺麗に写るもの
でも写さなかったら0ですもんね、以前も書きましたが写真はある程度の用意(投資)をしなければ駄目という考えではなく「まずは写す」を始めなければ何も残りませんね
もしもこれからカメラを始めようと思っている方でしたら今ある携帯のカメラ・スマホのカメラ・コンパクトカメラ・古いカメラ・何でも良いと思います
まずは写すことから始めてみてください、そこから自分に必要な事や物が見えてきたら次へと進めば良いと思います
何事もそうだと思いますがカメラも考えたり学ぶと奥が深いもの、でも思ったり考えてばかりではシャッターを押す指も鈍くなってしまいますね(笑)