月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

7月28日の鱗雲

全国で集中して大雨が降り被害が出ていますね、北海道でも道南では大雨でJRなどの運休が発生していますね

こちら道東は先月からほとんど雨が降らず7月に入ってからも2・3日降った程度でしょうか

雨量も少なく夏の夕立ちや俄雨など全く無い状態、ここ2日ほど曇ってはパラパラと雨が降りましたが農作物などは日照りで困っています

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子供の頃から月もそうですが空を見上げるのが好きな自分、青空に浮かびながら刻々と姿を変える雲も好きでした

雲って一見するとただ浮かんでいたり流れていたりするように見えますがよくよく見ると常にその形を変えていて生き物のようにさえ見えます

よく雲の形が何に見えるか例える事が多いですよね、でも雲を見つめているとムクムクと膨れ上がってゆく縁や上部

分かれていた雲どうしがぶつかり合い一つに纏まったり、逆に風の流れに引きちぎられたり

そういった姿を見ていたら雲は単に大気中に浮かんだ水分(氷)ではなく生命力あふれる生き物のように見えてきて地球上で一番大きな命に感じてしまいます

子供時代、夏の日差しの下で草むらに仰向けに寝転がり見上げた青空

流れる雲に飛んでゆく蝶や蜻蛉、目を閉じれば瞼を透かして見える太陽の光が赤く感じましたね

モクモクと膨れ上がる入道雲が黒く見え始めると遠くから雷の鳴る音、自転車を漕いで家へと急ぐと大粒の雨が降ってくる

暗くなった外を見ながら雷でテレビも見られず時折瞬く雷光と遅れて響く雷音の秒数を数えて移動してゆくのを感じましたね

ラジオに入る雷の雑音が遠のき通過したのを知り、土道のあちこちには大きな水溜りが出来ていたり

再び夏の日差しに戻った外へ先ほどの雨で濡れたままの靴を履き水たまりで濡れるのも気にせず自転車で漕ぎ出し虹を探した子供時代が懐かしいです