月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

11月22日の月

今夜も晴れていて月が綺麗に光っています、空気は冷たくなって氷点下までもうすぐでしょうか

秋から空気が乾燥し始め気温の低下とともに夜空の星や月が夏場より綺麗に見える感じを受けます
でも望遠レンズや望遠鏡で月を見ると夏場より縁などが細かくウネウネしているのを感じますね
これは気温の低下による大気の温度差が生まれるのと偏西風など季節によって位置を変える上空の流れにも影響を受けているんでしょうね

いつもは300mmや400mmの望遠レンズで何枚も写しその中で写りの良いものを選んでいるのですがこれは同じ設定や位置でも大気の影響でクッキリ写ったり波をうったようにボケたり滲んだようになったり
「設定やピントが合っていれば写る」という他に「大気の状態」という条件が加わってくる撮影です
月を写すのでしたら数枚設定を変えて写したのを見て満足する写りでなかったとしても安易にカメラやレンズのせいにしてはいけないですよ(笑)
冬を迎え寒くなってきました、窓を開けてカメラを月に向ければ屋内からの温かい空気が流れ出てまずは邪魔をします
そのうえ地球の何よりも離れている月を写すんですから地球の大気層を通過していた月からの光を写すことになります
川の中から空を飛ぶ鳥や飛行機を写すようなものかもしれませんね、ですから月を写すのに一番大切なのはとにかく枚数を写すことです
という意味で今日は同じように写した2枚を貼りましたが写りに大きな違いがありますね、これが大気の影響となります