月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

10月7日の月

今夜は昼間の秋晴れが夜まで続いてくれて日暮れには星々が綺麗に光り始めました
明日には下弦を迎える月が登り始めたのは夜10時近くになってから、明日には下弦を迎える月はこれから日暮れの月から真夜中の月へと変わってゆきますね

影が雨の海にまで掛かり始めました、先日中秋の名月が過ぎましたので十五夜を迎えた後ですから明日の下弦は「寒露」になり朝晩には草木に露が降りる寒さがくる季節ですね
旧暦は今の新暦のように正確な暦でありませんが新暦では無い日本固有の季節感が折り込まれており時間や年数を捉えるのには誤差がある一方で普段過ごす生活には凄く適した暦なんだと感じます
俳句を詠む方なら感じると思いますが季語という言葉の多くが旧暦での暦の事柄を扱っています、ですから新暦の月日で季語を使ってしまうとズレを感じてしまうことも
五感で感じる季節や風景の描写に旧暦は今尚生き続ける文化なんですね、現代社会は新暦で動いているのにそれを旧暦にと逆行するような考えはありません
しかし別次元という訳ではありませんが約1ヶ月ほど遅れて経過してゆく旧暦を意識してみると目に映る四季の移り変わりが凄く身近に感じると思いますよ
明日は寒露でこれは12ヶ月ある月割りの2倍に当たる節気の一つです、四季は4つで表す季節の分類・12ヶ月は12で表す1年の分類・そして節気は24で更に細かく人々の生活変化(衣替えなど衣食住)を促す分類
その先には72に区分されたものもあり全ては季節や環境の移り変わりに人々が対応して生き抜けるよう考えられたものなんですね
今月に入りお店などでは来年のカレンダーを見かけるようになりました、現代社会では新暦がほとんどの国で使われています
でもそれとは別に生活に密接した旧暦を少しだけ意識してみると今の環境や四季の移り変わりが身近に感じられると思いますので是非旧暦表示も載ったカレンダーを選んでみては如何でしょう?
オマケに月の満ち欠けも把握しやすくなりますよ(笑)