月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

9月27日の月

今月も満月が近づいてきましたねー、今回は9月30日が満月そして中秋の名月です
今夜も綺麗な月が秋晴れの空に白く浮かんでいました、夕方になり暗くなりだした東の空にその白くて淡い月がクッキリと浮かび上がる夜の月へと変わってゆきます

昨晩も月が綺麗に見えて夜は組立天体望遠鏡を三脚に取り付けノンビリとお月見を楽しみました
大気の状態もよく水面で波打つような光景もありませんでしたのでゆっくりと移動してゆく月の姿に望遠鏡を合わせながら満ちてきた月の各所を充分満喫できました
気付けば望遠鏡から目を離すとチカチカしていたぐらい(笑)
組立天体望遠鏡は30倍程度ですので本格的な望遠鏡に比べるとそれほど月の細部まで見れる望遠鏡ではありません
更に超望遠が使えるネオイチなどのデジカメの方が大きく捉えられるでしょうね
でもレンズを通して自分の目で見る月は静止画の月ではなく常に大気の揺らぎを通った光の粒を感じそれを網膜にうけ止めている実感があります
光は粒子でありその粒子が見上げる自分の目に届いて像を映します、太陽から生まれた光の粒が宇宙を走り地球を通り越して月に当たり反射して地球へと向かい地上にいる見上げる人の目にまで届いてその生涯を終えます
もし何にも当たらなければその光の粒は果てしない宇宙空間を時間の続く限り飛び続けることになりますね
昼間太陽の光で見る全てのものがそういった光の一生を目で受け止めているのですが夜空に見る星々は全て長い長い旅をして光が運んでくれた命のようにさえ感じます
30日は中秋の名月、満ちた月は沢山の光を反射して地球へと届けてくれます
皆さんもその光を受け止めてみませんか?その大半は地球に反射して更なる旅を続けるのですが地上の小さな人間の小さな網膜に達し旅を終える光は皆さんに何を伝えてくれるでしょうね