月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

4月7日の月(満月)

昼間の天気が夜になっても続いて時折雲は掛かりますが満月が夜空に綺麗です、今月は満月が見れて嬉しいなー!

今夜は満月なんですが満月を向かえたのが明け方の4時、ですからもう19時間は過ぎているので月の右側にはもう影が生まれていますね
やっぱり満月の夜は明るいですね、遠くに見える山の建物も自身の明かりだけじゃなくその姿を照らされて見えています
昔のここ北海道は開拓地でした、そのころには街灯りも乏しく月明かりで見える光景が唯一の大きな灯りだったのでしょうねー
月明かりに薄く浮き上がる夜の光景、人達はその明かりに「月の有難さ」「自然の偉大さ」を感じてそれ以上に「人間の持つ力の弱さ」を学ぶべきだったのでしょうね
原発の必要性が問われている今、火力発電でのコストや原発の再稼動を「電力の不足懸念」を問題に掲げているのですがまずは「そんなに何故電力が必要なのか?」ということが問題なのだと感じます
人口の増加はありますが電力を必要としているのはその中で世界規模で見ればそれは極数%の人間でしかなく発展途上国の大半が電力をまともに受けていません
電力を始め食料や医療に衣料、全ての物において過剰供給になっている現代でその恩恵を受けているのは極一部の人間だけなのです
日本では恵まれたことにその大半の層に入っていますが代償として過剰すぎる恩恵の為に年々増える負債を背負って生きなければいけません
先進国になり発展した日本も気付けば負債が膨らみ限界を迎えようとしています、生産技術も基盤ももはや国内には無いと言って過言ではない状態・・・
科学的に月は地球の周りを回っていて周期的に満ち欠けを繰り返していると判っているのですがもしかして昔から変わらぬ明かりで人々を照らしながら何度も何度も人間達に何かを伝えて(諭して)いるのかもしれないと感じました
「夜は明るくてもこれぐらいで良いじゃないか」そんな月の声が聞こえてきそうな今夜のお月見でした