月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

4月5日の月

昨日の爆弾低気圧は凄かったですねー、こちら道東はそれほど酷くなかったのですが強風が今日になっても吹き荒れました
北海道の各地でも吹雪で被害が出ていて今日のJRでも終日運休で除雪を行っていた箇所もあったようです
風はまだ残っていますが仕事を終えて帰る頃に東の空から月が昇ってきて久々のお月見に「やっと会えたね」と見上げていました

久々のお月見が嬉しく、4月からの勤務時間は残業があっても1時間ですので気持ちも体も楽な勤務なのでお月見をしていて「今夜は色々と写してみよう」とまずはネオイチのS3200で光学ズームいっぱいの24倍ズームで写してみました
ファインダーがEVFですので鮮明には見えないけれどそれでいても強い風が大気を揺らして月が波打っているのが判ります

画面サイズいっぱいにデジタルズーム込みの98倍ズーム、流石にデジタルズームですので甘い描写ですが地形や月の様子を確かめるには充分の写りですね
もちろんK−rなどデジイチと比べるのは光を受ける撮像素子のサイズが違いすぎますので比較にはなりませんね

S3200の望遠限界である160倍ズーム、ボケボケですがネオイチではこのデジタルズーム込みの超望遠がレンズ交換無しでも気軽に出来るのが凄く便利ですよね
もちろん鮮明な描写は光学ズームである24倍で留めておいた方が確実なんですが「あれは何だろう?」とか確かめる程度の写りは出来ますし何よりもズームレバー一つで広角側から望遠までを広くカバー出来る機能は良いですね

そしてこれが先日見つけたインナーズーム機構のSMCF 80−200mm、200mmが望遠端ですので300mmなどに比べれば月を大きく写せませんね
カメラはデジイチであってもレンズの性能で写りは凄く変わるもの、このSMCF 80−200mmはちょっと望遠端では描写が甘いのかな?
今夜は大気の揺らぎも大きいのでこんなものなんでしょうねー、でもAFも早いですしレンズも軽くって使用感は悪くないですね
ピントの具合もまだ使い慣れていませんしライブビューで拡大表示してピント合わせをしていませんので正確な評価にはなりませんね(笑)

そしていつものSMCP 300mm、F4レンズですのでテレプラス2xを付けてもF8の明るさ
写すのに絞りは大体F10か11ですのでズームレンズなどF値が明るくなくても充分良いのですが単焦点レンズで月を見ているとファインダーで見える月は望遠鏡の鮮明さに近いものを感じて撮影しながらお月見を楽しんでいる気分にさえなります
今日のように大気の揺らぎが大きいと写りは鮮明さに欠けてしまいますがファインダーを覗いていて水の流れに沈んだ月を眺めているような感覚になり「これも風流」と感じるひとときもありますね