月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

3月10日の月

ここ数日身の周りでトラブルが続きちょっと疲れ気味、親戚に不幸があり夜勤を1日早く明けて葬儀に備えていましたが・・・同じ町ではなくちょっと離れた町なので人数の乗れる自分の車を出そうかと思えど・・・以前から気にしていた走行中の異音が大きくなり移動途中に止まるようなアクシデントがあると困るので思案したり
ちょうど車の乗り換えも探し始めたところでしたので以前から気にしていた箇所の故障は仕方ないのですが・・・もう少し早く探し始めれば良かったと後悔・・・
葬儀の方も本来ならば今夜が通夜となる感じなのですが今日は友引、葬儀を行うには一般的に控えた方が良い日柄ですよね
中には「元々迷信で火葬場が友引を休みにしている所が多くそれが意味を変えてしまって友引には葬儀を行わないと言われている」と・・・六曜は過去の事柄に扱っている声もありました
確かに自治体や町によって火葬場の休みは違いますね、これは現在の暦では日〜土までの曜日感覚では友引や仏滅・大安など曜日に意味を持っていない西洋暦ですから仕方ありません
「友引が休日となっている火葬場が多い」これが一人歩きして友引が葬儀には向いていない、これも今の感覚で考えれば「なるほどー関係ないのか」と思ってしまう・・・でしょうか?
元々今の時代に友引が休日設定にする企業や職場があるのかな?普通は何曜日となりますよね?
では何故友引が休みになるのか?意味の取り違いにここで気付かなければいけません「友引は葬儀に適さないから無いか少ない為に休みに向いている」と判断して休日設定されているのです
本末転倒とはいいますが都合の良い方へと意味を受け止めると途中の意味合いが変化していても気付かないものなんですね
「昔の迷信・風習」という言葉で片付けてしまえば葬儀もその習わしであって故人に対しての必要性も・・・
終いには「うちは仏教じゃなくて神道だからいいんじゃない?」と・・・亡き祖父母が聞いたら泣くのでは?と孫ながら感じてしまう叔父伯母の話
いくら仏滅と仏が入っているからとはいえ神道こそ中国から由来する六曜にのっとり七五三を始め沢山の行いを決めているのに・・・「仏滅」も本来は「物滅」で「仏」ではありませんよ!と言いたくなる
六曜は身の周りの行いを決める為に日にちや時刻まで定められた言わば葬儀を含めた大切なことを行う際に使うものであって故人を送るという古来からの仕来りに則るならば・・・と感じてしまいました

仕事の疲れ、身の周りのアクシデント、親戚の不幸とゴタゴタ・・・ちょっと一度の色々と起きてしまい嫌味を感じております
満月が雪で見られず気付けば月は欠け始めています、膝を傷めている妻と「色々続くね」と話しながら頭を掻きつつ外を見上げると明るく光る久々の月に「ああ、こんばんわ・・・ちょっと煮詰まっています」と声をかけてしまいました

薄く青味を感じる明るい白月を見上げながら流れる雲や夜になってもあまり冷え込まなくなった空気を頬に感じひと時を過ごすとカーテンを閉めて妻に「まああまり深く受け取らず親父や叔父伯母たちの言うようにやったら良いね、うちらは孫の世代だし道理や我を出してもいけないし氏だって喪主とは違うんだからアレコレいうのも失礼だしね」となります
「そうだねーところで神道では数珠要らないんだよね?」
「うん、玉串を渡されるからそれを捧げて」
「香典は香典って書けないの?」
「通常葬儀に参列する際は何教か行ってから判るものだからご霊前であれば問題ないけど親族などで先にわかっている場合は玉串料だね」
「じゃあ拝むときは?」
「神社参りみたいに手を合わせるんだけど音を立てずに忍び手でね」
と今回必要となるお金の都合や金額なども話し合ったり仕度の進め方など夜を色々話しながら過ごしました
今回の移動は親と一緒になるので今回は親父と妹の車を出して貰うことにして調子の悪くなった自分の車入れ替えも早く決めたいと思います