月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

3月の湿雪

ここ数日曇りが続きなかなかお月見も出来ず・・・おまけに休日は野鳥撮影を楽しみにしていたのですが・・・先日書いた次の車選びに色々出掛け潰れてしまいましたー
そして夜勤へと突入です、仕事を終えて外に出ると大粒の湿った雪が舞っています、こちらで「ベタ雪」と呼んでいるこの湿った雪は気温が比較的高い状況で降る雪
3月に入ってこの雪が降るようになると回を重ねるごとに春が近付いてきた証拠、来月中旬が過ぎればこちらでも道端や広場ではタンポポなどが咲き梅や桜も蕾を膨らませる季節となります

これは去年の桜、写したのは5月に入ってからですが当時複雑な気持ちで写した記憶があります
3月に起きた東北の大震災でまだまだ先の見えない状況、東北でも桜が咲いたという報道を見てこちらも迎えた桜の季節、その季節が再びやってくるのですね
普段、月の満ち欠けや巡ってくる自然の周期を現代人ももっと身近に感じ生活に則した生き方が自分は好きなのですがそれは幸でも不幸でも同じように感じてしまうことでもあるんですよね
自然災害という大きな災いでしたが今尚復興の足枷になっている大きな要因は原発や放射性汚染という人間が生み出したもの
人間の生活が良しとなるために生まれた技術や知識が今は一番大きな災いとなってしまっている・・・複雑な気持ちですね
今年もこれから迎える桜の季節はもう少し先ですが春を感じさせる湿った雪が空から降ってくるのを見上げて「もうすぐ一年か」と感じています