月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

2月25日の月

下弦を過ぎると月が昇るのは深夜になり新月に向かってどんどん明け方に昇るように、昼間の空に浮いている月の姿も綺麗ですが新月を迎えてその後に見える夜空の月は「ああ、また新しい月が始まるね」と気分も切り替えられそうな感じになります
事実昔の暦ではこの新月が新しい月の始まりで今の暦とは仕組みが違いますから必ずしも1月・2月などの月初めが新月にはなりません
今年の始まり(元日)は上弦でしたので月初めが上弦なら区切りもいいのですが嬉しいことに3月も始まりは上弦から、これは偶然1月が31日、2月が29日と月日数が昔の暦で言う「大の月」「小の月」と同じなので上弦に変化がないんですね
もしこれが昔の暦のように新月で今年が始まっていたら3月も新月が月初めとなり「〇月」や「月初め」「月末」など普段は1月〜12月までの「月」と言う言葉でこれらの言葉を感じていましたが実は「月」は満ち欠けを繰り返す空の月の事なんだと知っているようで言われてみれば「ああそうか!」と感じてしまいます
日本は江戸の時代までこの月の満ち欠けを見上げて日々の経過を感じてきました、明治以降に近代化と西洋化に先駆けて暦を現代の物に変えてから暦の「月」と空の「月」の言葉は離れてゆきましたが今も変わらず昔のままに日々の流れを刻んでいる空の月を見上げて「昔ながらの暦」を感じてみるのも楽しいですよ!

正確には月齢2の月が新月・月齢1・月齢2と数えて三日目なので「三日月」なんですが今夜の月は月齢3過ぎ、でも細く欠けた月を「三日月」と呼んで見上げる(感じる)ことの方が月を日々身近に感じていて大切なことと思います
友人・彼女(彼)・家族が左右どちらかが大きく欠けた月を見て「三日月が綺麗」と言ったのに「今日は何日だからあれは・・・」と言うより一言「そうだね、綺麗だね」の方がいいですもんね!(笑)
と書きながら肝心の月写真は・・・ボケボケな写りでゴメンナサイー