月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

2月7日の雪山

今日は朝から隣町の津別町まで足を延ばしスキー場のある山を越えその先の頂上にある雪で冬季閉鎖になっている施設へ歩いて向かいました
道路沿いにあるスキー場の駐車場にはスキーを楽しむ方々の車が駐車されていますが夏場なら山の上の施設まで車で行けるのですが・・・除雪は駐車場まででその先は雪で覆われていて以前スキーかカンジキで歩いた跡が見えるので歩いても行けそうです

上に続く道近くまで除雪され人の背丈より高く積み上げられた雪前で車を停めて車を降りると若い頃には時々楽しんだ雪山歩き(本格的な登山までとはゆきませんが)を思い出し身なりの準備を始めます
インナーも穿いた軍用カーゴパンツの裾を絞るとスノーブーツに差し入れ、普段は縛っていないブーツの一番上まで紐を通すと強めに絞ります
長く伸びた靴紐を後ろまで回すと交差させ再び前で結ぶのは何年ぶりでしょう、軍などでブーツを履く際のやり方なんですがこれだと深い雪に入っても雪が中に入らないので安心して歩けますね
本当はこの上から覆うように脚絆を被せると完璧ですがそこまでは雪深い山へ入る訳では無いので用意しませんでした
積み上げられた雪山を越えると人が歩いた跡が続いていますのでその足跡を踏むようにすると深く沈みません、前回人の重みを受けた跡ですので他の場所より沈まないので余程歩幅が違わなければ合わせて歩いた方が楽になります
一見普通の雪が積もった道に見えますが踏み外すと一気に膝上まで埋まってしまう深さです、足跡があるとは言えその後に降った雪で埋まりかけている跡ですので何度か踏み外して「おとっとー!」となってしまいました(笑)
春には芝桜が咲き乱れる坂の上まで歩くと・・・何と裏道はちゃんと除雪されて道がついていました・・・裏からの道で来れば良かった・・・

しかしその道もスキー場の上にある野球場まで、そこからは本当に人幅の道しかなくストックを使ってあるく跡しかありませんでした
スキー場、野球場がある山を越え一旦尾根を降りると再び登り見えてきたのは夏場に沢山のキツツキを始めとする野鳥豊かだった自然施設です
ただ冬季閉鎖しているために何日も人が来ていないようで人が歩いた形跡も幾度かの降雪で消えかかっていました
野鳥達の囀りを聞きながらも上を見ながら歩くのは足元が不安定で無理、数歩歩いては見渡して伺う繰り返しでしたが野鳥達の囀りは聞こえても雪深い森の中から・・・元々整備されている道でもこの状態ですから道を逸れると一気に雪の深さが腰まで来てしまい驚きました(笑)
何とか抜け出して再び歩くと太ももほどの深さでしたが何とか施設までは到着、振り返ると深々と刻まれた自分の足跡(脚跡?)だけが真っ白な雪に残っていて不思議な満足感が沸いてきますね
思い出すと子供の頃に真っ白に降り積もった一面の雪に足跡を残したり大の字で仰向けに倒れて人型を残して遊んだ記憶が蘇ります
自分の足跡以外は動物達の足跡のみ、雪が積もり人がほとんど来なくなった場所へ訪れる感覚はちょっと不思議な満足感がありますね
冬季以外は餌台などに餌も置かれ沢山の野鳥たちが身近に見られる場所ですが雪に埋まり野鳥の声は聞こえても深い森からなかなか姿を出してくれず・・・
自ら向かいたくても深い雪で思うように進めず満足できる撮影は出来ませんでしたが車に戻った時には帽子を脱ぐと頭から湯気が昇るほどの暑さに汗が流れました、たまには良いものですね「冬の雪道散歩」も(笑)