月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

雪景色

凍てつく冬にいつからか「寒い」「冷たい」という言葉が嫌な代名詞になっていたと最近気付きました
子供の頃は寒くても冷たくても冬でも外で遊び冬は冬の遊びが楽しかったですね、氷点下でも汗いっぱいになり肌着を濡らし上着や靴下から手袋から長靴まで雪で凍らせてでも遊ぶのが楽しかったなー
大きくなるにつれ雪や氷で遊ばなくなり降り積もった雪でさえ歩き難いと嫌になり寒さも辛いだけと感じるように・・・
子供の頃は降り積もった雪を見つけると飛び込み、積みあがった雪山には埋まっても上ったり、屋根から長く伸びる氷柱を折って取っては遊んだり辛いことよりも楽しさを見つける方が多かったですね
流石に大人になって雪を見て遊んでいたら「???」と見られるかもしれませんが厳しくも毎年訪れる冬に辛さを思うよりまずは楽しみを感じてゆこうと最近思うようになりました

画像がちょっと大きく容量がありますがスミマセン、カメラを持つようになり2度目の冬
面白いもので普段両目で普通に見ている見慣れた光景も片目のファインダー越しだと四角く切り取られその場で見る写真のように感じます
月や野鳥が多い自分ですが子供の頃から幾度も見てきた冬の当たり前な光景を見てカメラを向けたくなりました
冬の屋外ですのであまりレンズ交換を行いたくないのですが野鳥用の300mmから先日手にしたXR RIKENON 50mm F2に付け替え写した一枚
毎年降り積もる雪の重みで曲がってしまった枝、冬に備えて茂る葉を枯らし落としてしまった木々、地吹雪に体を傾げる木々、降り積もった雪には生き物たちが残した足跡しか見えず
全てが冷たさを表現する寒色で構成され空間すら寒く感じる光景ですがこの横では近くの保育所から遊びに来た子供達の遊ぶ声が元気に聞こえてきました
子供は「遊びの天才」と言いますが・・・違いますね大人が「遊びを忘れている」だけだと感じる光景でした
カメラを通じてこれからも「写す」という勉強をしたい気持ちと同じく「楽しむ・遊ぶ」という大切な気持ちも育みたいと思います