月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

11月23日のスズメ

夜勤を終えて帰宅すると家の庭にスズメたちがやってきています、餌台の周りを忙しく飛んでいますが最近の冷え込みでその姿もまん丸に見えます

枝に停まったスズメたちの姿を見て納得、ボールのように丸くなったスズメが枝に実っているようにさえ見えますね(笑)

家に入ると茶の間の窓から餌台にいるスズメも写してみましたが「うん?何見てるの?」とこちらを見ているようです
先日ジャンクレンズとして買ったSMCM 135mm F3.5ですが「この135mmというmm値はあまり使わないレンズかも」と書いたのですが茶の間から餌台を写すにはちょうど良いレンズなのに気付きました
Mレンズなので135mmでありながらコンパクトですしレンズ構成から収差が出易い構造のレンズですがレンズの清掃と拭き上げを行っていて気付いたのですがこのレンズってフード内蔵レンズだったんですね!
SMCP 300mm F4もスライドして出すフードが付いていたんですがこの135mmにも引き出すと3cm程度の可愛いフードが付いています
「可愛いけど効果があるのかな?」と思えるぐらいシンプルなフードなんですがやっぱり付けるにはちゃんと意味があってデザインされているのだと写してみて実感しました
先日は収差が大きく偽色なども強く出ると書きました、しかしこの可愛らしいフードを引き出してみると傾いた強い朝日でもフレア等をかなり抑えてくれます
もちろんレンズ自体の設計から屈折の高いのが理由で発生する色収差などは光る部分などで発生していますがコントラストの低下などは抑えられていて写りが全く変わります
付属の内蔵フード、甘く見ていました!そうですよねー「見た目や格好付けの為に飾りでつけたフードじゃないんだ!」と引き出しても数センチのフードが主張しているようです(笑)
そしてもう1つ感じたのは絞りを2つほど絞った辺りからこのレンズの解像度がグッと上がりカッチリとした描写になるということ
レンズの絞りを開放で使うのは近くの静物や小物を写す時ぐらいで普段は開放でも絞りを1つほど絞った値で使っています
今回カモたちが並んでいるので被写界深度を稼ぐのに絞りをカチカチカチと目見当で絞って写すと柔らかめの写りがレンズを換えたようにカチっと感じて驚きました
さすがに窓からガラス越しに餌台を写したものは逆光ですからキットレンズであるデジタル専用レンズでもフレア気味になってしまう条件ですのでこればかりは仕方ありませんね