１１月１１日の月（満月）

夜勤も明け方になり朝５時を迎えると今月も満月の時間となりました、西の空に傾きかけた月は昨晩の月と目で見る限りそれほど変わった感じもしませんがこれが厳密に呼ぶ「満月」です

ただ西へと沈み始めた月は大気の影響で縁がグニャグニャ、写して見ると月の縁はまるで手で千切った紙みたいになっていますね（笑）
寒い時期になると夜空の星々が瞬いて美しく見えるように感じますが気温差が大きい為か大気の影響を大きく受けてしまうようです
特にこちらでは明け方に晴れていると放射冷却で一気に気温が下がる現象が起きるので明け方の大気は凄く不安定になります

常にグネグネと揺らぐ月に悪戦苦闘しましたが何とかこれが一番良い写りでしょうか・・・縁だけでなく全体が歪んだものもありこの時間帯は写すのに苦労しますね
それでもこれがジャスト満月時刻の月、普段あまり厳密な時刻設定など気にしないのですがたまには「これが正確な満月」というのも写してみたかったのでお月見兼ねて写してみました

６時前にもなると月は西空低く降りています、以前書いたことがありますが大気の影響で低い位置にある月は赤味を帯びて見えますがそれと共に光の屈折も起きますので月が縦に潰れて見えますね
理屈や知識で判っていても実際に目で見たり確認出来るのって凄く説得力があります？外は−２℃の気温で頑張りました！
そして６時過ぎには西の山並みへと月は沈んでゆきました、結局月没時間より山があるために少し早く消えてしまい沈むところは仕事で見れませんでしたが夜通し月や星空を休憩時間ごとに楽しめましたので満足満足な夜勤となりました（笑）