蒸気機関車（ＳＬ） Ｄ５０ ２５

自分がまだ小学校に上がるかどうかの昔は線路にＳＬが走っていました、生まれ育った隣町では陸橋の上を歩いていると向こうから黒い煙を吐きながら機関車が走ってきて陸橋下を通過すると黒い煙が陸橋を包むほどでした
その走る姿が見られなくなって４０年近く、数年前辺りからこちらでは年に数回ＳＬを在来線で走らせる企画も行われていますがその時は早朝から懐かしい汽笛が聞こえ子供の頃を思い出します
鉄道が好きな方々が全国から集まってカメラを向ける姿も沢山見かけますねー

こちらでは身近に屋外展示された蒸気機関車や列車を見ることが出来、意外とそれが当たり前の光景となってしまい興味を持つ人が少ないのも事実かもしれません
公園や住宅地にポツンと置かれ展示されているものもあり足を止めないと「街の風景の一部」でしかない存在かもしれません
このＤ５０も綺麗に塗られて展示されていますがあまり人がいることを見かけたことがありませんが近くでみるとやはり迫力がありますねー
駅近くの陸橋脇に展示されていますがこのＤ５０、調べてみると大正時代から昭和の４０年代半ばまで現役だったようです
自分は鉄道関係も詳しくはないのですがカメラ散歩に出掛けるようになって初めて足を止め写してみました
青空に浮かぶ白い雲を背景にＤ５０を写して見るとなんだか白い雲が蒸気機関車の煙に見えて当時の汽笛が聞こえてきそうに感じました