月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

SMC PENTAX-DA L 55-300mm F4-5.8 ED

昨晩は雲が多く月が見えそうで見えない時間を過ごしていました、お風呂に入ってから窓を見ると月が見えていたので急いでカメラを持ち出すともう月は雲の中に・・・写し逃してしまいました
明日には下弦を迎える月、今夜の月出は9時半ごろでしょうか
茶の間から見えるようになるのは向きが建物のある方向なので2時間後ぐらいなので明日も仕事の自分は寝る前に見ることができるかな?という時間ですねー
そんな時は何か違う話題でもと考えたら先日見つけたジャンク品ACCESSレンズが予想外にクッキリ写ってくれるので最近こればっかりで写しています
もちろん月を写すのはSMCP 300mm F4なんですが標準はこれまたジャンク品だったSMCF 35-70mm F3.5-4.5が多くそれ以上広角側があるK−rのダブルズームキットに付いてきたDA L 18-55mmもプラで軽いレンズだから身近な物を写すのに使いますね
あとは中古で見つけた50mmの単焦点を使っていますがよく考えると一番新しい筈のDA L 55-300mm F4-5.8を最近あまり使っていないです(笑)

このデジタル用に絞りリングが無い望遠レンズ、通常単品レンズとして売られている物とは違って名前にLが付いていてフードが別売りだったりマウントが金属ではなくプラだったりその他違う部分があるキット用レンズです
キット用に作られたレンズですが写りが悪いわけではありません、望遠端でも甘さが目立つわけでもなく日差しにも強いコーティングですし別売りのフードも買いましたから野鳥撮りでも予備として軽いのでいつも持ち歩いています
でわ何故出番が少ないのでしょう?初めは他に望遠レンズが無かったので月や野鳥撮影に使っていました
でも新しく単焦点の300mmを手に入れたと言っても36年も昔のレンズです、AFはありませんし絞りも撮影も一手間掛かる重たいレンズです
今のレンズであるDA L 55-300mmの方が優秀な筈なんですが何がそうさせるのか?というと単純に
「使い難い」からです
写真を見ると判るでしょうか、ズームリングにはラバーグリップがあり幅も広いので扱い易いのですがピントリングは更にその先にあります
撮影する時にズームはあまり動かさないですよね、ですからズームリングのラバーをシッカリ持って安定させるのですが下側から手で握っているとピントリングまで下から抑えてしまいます
AF時にはこのピントリングが動くので何度も慌てて手を持ち変えることがありました
MF時には野鳥などをファインダーに捉えてピントを合わせようと上に掛かった親指と人差し指でピントリングを摘みまわそうとすると下側で当たっている自分の手の平が抵抗になってスムーズにピントリングが回らなかったり・・・
あとピントリング自体が実際の幅の半分しか溝(グリップ)が刻まれていないのでピントを合わせていて指の位置が変わると溝が無く滑る場所になってしまいます
これはDA L 18-55mmも同じでピント合わせに周る部分には全部溝を設けてほしかったと感じています、SMCF 35-70mmもピントリングは幅が狭いのですが端まで溝があるので指の位置がズレても角に指が掛かり滑らないので操作性は悪くない感じです
キットレンズとは言え自分が持っている唯一のEDレンズ、写りも悪くないレンズですし何より軽いので持ち歩くには良いレンズです
ただ月や野鳥撮影のようにMFを使う機会が多い自分にはやや使い辛さがその使用頻度を下げていってしまったのかもしれませんね