月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

10月16日の月2

高く昇った月を再び写してみました、今度はSMC PENTAX 300mm F4ですー通称SMCP 300mm F4と呼ぶ初期のKマウントレンズ

満月を過ぎて日に日に右側から影が広がってきていますね、これからどんどん下弦に向かって影が左側へと進むのですが満月では起伏や形状がハッキリしなかった地形に影を出来るので本来の姿より誇張され見えるのでこれもお月見の楽しみです
特に双眼鏡や望遠鏡で見る時は名前を調べた場所などを見つけ易いので今夜は何処当たりまで影が進むかと把握して見る箇所を決めても楽しめるでしょうね

次は300mmにテレプラス2xを付けて600mmにして写しています、ファインダーを覗いていても暗くなっているのが判りますね
ただピント合わせにライブビューを使って液晶画面で更に10倍まで上げて見るのでピント合わせは問題ないのですが・・・やはり今夜は大気の状態が不安定なんでしょうねウネウネが繰り返し月の表面を流れていくように見えます
テレプラス2xを付けるとレンズのmm値が倍になるのですがF値も倍になってしまい暗くなります、そのために撮影設定を変えて写していますが300mmではそれほど気付かなかった収差が月の縁に赤っぽく出ていますね
F値が暗くなるのと同時に画質も甘くなりますので手軽に倍増できる代わりに悪くなる部分もあると理解しての使用が大切ですね
あと今のデジイチは液晶画面でピント合わせや撮影が出来る物が主流になりましたが600mmの望遠端でライブビュー10倍表示しているとまるで「液晶で見れる望遠鏡」みたいで月の細かい部分まで見れるのが楽しいですね!
ついつい液晶画面に大写しになった月を撮影せずに眺めてしまうことも多い自分です(笑)