月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

マクロレンズを使う

接写をするのに活躍するのがマクロと付いたレンズ、マクロレンズと呼ばれていて花や虫などに近付いて画面いっぱいに大きく写すことの出来るレンズですね
普通のレンズでは最短距離の長さで虫や小物など小さな物を大きく写そうと近付いても結局ピントが近過ぎて合わないことも多いです
そういった場合、写した写真の中から必要な部分を切り取って(トリミング)仕上げる方法もありますがマクロレンズがあれば便利ですね
さて自分が持っているマクロレンズは1個だけ、K−rを購入して初めて買った中古レンズのSMC PENTAX-F Z00M 35-70mmです

このレンズは35−70mmまでのズームレンズで標準から少し望遠で写したいと思う身近な静物や風景を写すのに良いmm値ですね
FレンズですのでKーrにつける際は絞りをAの位置にして取り付けるとカメラ側で絞りのコントロールも出来ますし何よりもAFレンズですから今のデジタル用レンズと変わりなく使えるのが良いですね
ただこのFシリーズって見た目がプラスティックなのは良いんですが・・・色がちょっとグレーっぽくって当時は近未来なデザインを狙ったのかもしれないんだけど・・・かなりB級っぽい感じです(笑)
あとそれまでのレンズは正面から見てレンズ名などが入った銘板がありかっこいい感じなのにここら辺りからそれが無いんですよねー勿論レンズ横には表示されているんですが正面から見ると迫力が無くってちょっと寂しいかも?
肝心のマクロですがズームリングを回して70mmまで回すとリングは止まります、そこから更に回そうとすると少し抵抗があってからクルンとマクロと表示されている位置まで周りマクロ撮影が出来るようになります

マクロにすると急にピントの合う距離が近くなります、その代わり今度は離れた物にピントが合わなくなりますから普段使っていてマクロも使うと戻すのを忘れていて「あれ?ピントが合わない・・・壊れたかな?」と感じることも(笑)
マクロが付いたレンズで出かける時はマクロになったまま戻し忘れていないか確認しましょうねー
上の写真は左から50mm・70mm・マクロです、縮小しただけでトリミングはしていませんがサイズいっぱいに大きく写せていますね

普段写している物が決まっていて使うレンズのmm値も同じ物で良ければその値の単焦点レンズで良いですしズームに比べて明るいレンズが多いですから扱い易いですね
しかし出掛けたり色々と写したい時にはmm値を変えられるズームレンズの方がそれにあわせてmm値を変えられるので重宝します
今では広角側から望遠側まで広くカバーしたズームレンズもあります、しかし望遠端などで甘さが見られたりズームレンズは「レンズ交換を減らす利点」を重点にしたレンズだと言う理解も必要です
しかしそれは細かな部分を見て感じる程度のものですから普段写していて困る程度ではないと思います

話をマクロレンズに戻しますがブログやオークション用に小物の写真を写したり花や虫を大きく写したりするのにマクロ専用レンズを使うのも良いですがズームレンズなどにマクロが付いたレンズを持つと出掛けた先で風景を写したり人物を写して更に店で見かけた小物や展示品を大きく写すのに使い回しが出来て予備のレンズを持つ必要が無いので便利ですね
と書いている自分自身、先週家族で出掛けた札幌へこのレンズを持ってゆこうと思っていながら・・・向こうに着いてから単焦点の着いたカメラを見て「あ・・・50mmだった・・・」と結局テレビ塔の上半分しか写せず後悔したんですね(笑)