月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

ズミクロンとは何か?

中古で見つけたRIKENONレンズから「和製ズミクロン」という言葉を知り「ズミクロン=凄いレンズ」という感じを受けたがズミクロンという物がどんなものすら知らない自分
学生時代にフィルム一眼(マミヤ機)を使っていたと言っても今思えばレンズの銘柄すら思い出せない、その程度の知識しか無い自分

ズミクロンがカメラでは有名なライカ機に標準レンズとして備わっていたレンズだったズミクロンM50mmF2を指しているのだろうぐらいでは・・・と思い調べてみると他にも色々と素晴らしいレンズが存在していてどれも高価なレンズだと判る
書店や古本屋を回るがなかなかそれに触れた本が無く市内の図書館へ行くとツァイスとズミクロンを比較する書籍があり借りることにした
本筋はツァイスを扱った本ですがその性能比較にズミクロンも解析されていてズミクロンを知るのに良い書籍ですね
ツァイスは日本のコシナペンタックス機に使えるKマウントレンズ(COSINA Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZK)も昨年まで作られていたことも知りました
もちろんこれら高価なレンズを購入する予定は自分にはありませんし予算もありませんー、でもこれから扱うレンズをどう感じるかにこれら世界的に有名なレンズの存在を知っておくのは良いことでしょうね

ところで先日手にしたSMC PENTAX-M 50mm F1.7とRIKENON 50mm F2、操作や写りを試すのに花など写していたんですが今まで妻が趣味で咲かせた花を写していたのはK−rに付いていたDA 18-55mmレンズ
それをこの二つのレンズで写すようになって「凄く好きな感じになった」と言われました、妻はレンズの違いなど知らないのですがそう言われてレンズの説明をすると「古い方が優しい感じがする」とのこと
試しに同じ花を二つのレンズで写すと妻はSMC PENTAX-M 50mm F1.7の方が柔らかくって好きだそうです
REKENON 50mm F2の方もDA 18-55mmよりは花が優しく感じるけどSMC PENTAX-M 50mm F1.7に比べるとボケは同じく綺麗だけどクッキリとボケの差が少し強いと言われました
「カメラは全然判らないけど写った花がどれだけその花らしいかどうか」それが妻の見方らしいのです、でもそれって一番大切なことですね
写すことや機材にばかり目を向けず、見ることや感じる側の意識も写すことへの大切な知識や感性になるのだと教わった気がします
あ・・・肝心の題名に書いているズミクロンのことを全然書いていないですね、やっぱり良いレンズみたいです(笑)