月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

9月14日の月

今夜の月も何処か薄靄が掛かってるように見える月、雨続きなので大気中の水分が影響しているのかな?

掛け始めて間もないので明るい月の光がベールに広がるように見えるのでちょっと露出をマイナス目にしています
右側に欠け始めの影が落ちてきているので地形がクッキリ浮き上がって見えますね
昔地上からしか月を観測する方法がなかったのでこの影が地形の起伏を知るには大切な条件だったのでしょうねー
影が出来る境ですから太陽から見れば月の裏側に近い部分、地球で言うなら朝方や夕方の太陽が低く見える時間帯なので陰が長く伸びている状況と同じ
ですから地形がハッキリ見えると言っても実際の地形よりかなり誇張された姿で見えているはずですね、実際の起伏ではないので影が見せてくれる演出みたいな感じでしょうか

これも科学的には太陽との角度を求めて影の長さを考えれば実際の起伏が求められるのですから探査機が無かった時代には凄く貴重なデータとして月を見つめていたのだと感じます
地球からの距離や見た目の大きさ、そして太陽の角度とそれから求められる影の長さや対象物の大きさを当時の科学者になった気分で求めてみても面白いですね
決して難しくなく中学・高校時代に習った数学の範囲で求められますので実際に判明している大きさと何処まで近く求められるか秋の夜長に「科学者気分」を味わってみては如何でしょう?