月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

7月23日の月

正確には木星の接近を待ってからの撮影ですから日付は変わって24日の月なんですが23日に昇った月ですので昨晩の月としています

星空があまりにも綺麗だったので家からではなく郊外へ出掛けて写してきました、ただ今回は三脚もしっかり立てましたしデジカメの説明にも「三脚使用時には手振れ防止をオフに」と書いてあったので切っての撮影でしたが・・・結果は失敗でした
月の左側、明るい部分にレンズの特徴である色収差が赤や青で出やすいのですが今回白く縁取ったような光が出来てしまいました・・・
今までこのような現象は写らなかったのですが手振れ防止機能をオフにしたために写ったのか判りません

ただこの後に月を100倍などに望遠して写しているのは手振れをオンにして写しているのですがこの白い縁取りは写っていません
満ちている時には明るく輝いているレイ・クレーターのほとんどがその光を失って本来の姿を見せていますね、これからは嵐の大洋を満たしている海が多い下月の姿を見る日が続きますので人によっては寂しく感じる月かもしれません

でもこの白く見える部分と黒く見える部分があるからこそ月には表情があり日によって変化が肉眼でも感じられるのだと思います
満ち欠けだけじゃなく月の模様(面持ち)に古の人の心を思いつつ歌を読んでみるのも雅でしょうね・・・と自分は古文学の決まりごとがちょっと苦手
「下月の影に隠れる経日を数えし幼手、添える親の手」では如何でしょう?お恥ずかしい!
月齢23にもなれば子供の手だけじゃ数え切れないですもんね(笑)