月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

5月19日の雲

昨日はずっと遠くの景色が霞み掛かったように白っぽく見えて曇り空、夜にはとうとう雨まで降ってしまいお月見は無理でした
夜なのに空は白く見え街明かりを反射しているように光が広がり低い雲が包みます、家から見える山の上の建物の灯りも全く見えないほど
大気中の水分が多いんでしょうね、雨も降って気温も低めですが少し前みたいに雪になるような寒さではないのが春の証でしょうか
一昨日には快晴の空に夏雲のような光景が広がっていたのになかなか良い天気が続かなかったり逆戻りしたり、何だか自分の怪我みたいで歯がゆいですね!

これからの季節は気温が上がると空に白くてモクモクとした積乱雲(入道雲)が立ち上がってきますよね、空の高い位置まで立ち上がってゆく大きな雲の姿が子供の頃大好きでした
眩しいほどの空が急に暗くなったと思ったら大粒の雨が降ってきたりゴロゴロゴロと空が雷で鳴り響く天気は子供の自分には凄い自然現象に感じて台風がほとんど来る事のない道東で冬には猛吹雪があるけど夏のそういった自然現象ってあんまり無くて珍しかったんでしょうね
今は珍しくなりましたが子供の頃は雷がなると停電になることも多く、昼間なのに大雨で薄暗くなった家の中にいて響き渡る雷の音以外で聞こえるのは静かな家の中で振り子時計のカチカチと刻む音だけ
そして雷の光が瞬くと再び間を置いて雷鳴が轟く、雷の音がどんどん移動して真上に来た時の緊張感や地響きを伴った雷鳴が「バリバリバリ!ドドーン!」
何よりも好きだったのが雷が過ぎて雨が止み空が明るくなってゆく光景、夏の日差しが雨で濡れたものを照らしてキラキラ光り空には綺麗な虹が掛かっていたり
屋根から伝い落ちる雨垂れの音、鳴き始める小鳥の声、遠くなっても聞こえる雷鳴、冷たくなった空気が暖かくなってくる感じ
夏の雷って子供の目には短い時間に本や図鑑に載っている現象が次から次へと現れて移り変わってゆく実体験のオンパレードなんですよね!

と書きつつ「晴れてくれないかなー」と外を見上げるお父さんでした(笑)