ザ・ムーン (2007年作品)
残念ながら今夜は雲が厚くお月見は無理なようです、こんな時は映画のお話でもしてみましょう!
この作品は映画というよりは記録映画と記した方が良い作品です、アポロ計画が月への人類到達を成し遂げる記録をNASAが全面協力し作った映画・・・なのにアメリカではなくイギリスの映画です(笑)
記録映画ですから出てくる人達は皆本人、そして当時の映像を使っていますので当時を覚えている方には昔の思い出が蘇るでしょうし当時生まれていなかった方には新鮮かもしれませんね
でもどうでしょう?未公開だった映像などもありますがアポロ計画での映像は昔なら木曜スペシャルやUFO特集などにも使われていますし何か宇宙での発見や探査が成功すると必ずアポロの映像って使われていますもんね
宇宙飛行士の姿だって結構昔から出ていて見慣れている印象の方が多いような・・・映画「アポロ13」は俳優さんが演じていたからこそヒットした感も浮かんじゃいますよね(笑)
しかーし!これが記録映画として観るとすべてが当時のまま、そして今の技術で映像も綺麗にリマスターされていますし1本の作品としてアポロ計画を映像で観られるのは嬉しいことなんですね!
人類が月面に到達して40年、その後急速に下降していった月探査の勢いがここ数年で資源探査や他惑星(火星)への足掛かりに注目され出し各国が探査機を打ち上げたり計画が生まれたりし出した頃の作品
この作品は「月に一番乗りしたのはアメリカだよ」という主張と共に昔から根強い「捏造説」を牽制する意味も感じるかもしれません
でも映画を観て当時行われた月への人類到達計画の偉大さも凄いのですがこのアポロ計画がどれほど後の「SF映画」にリアルな宇宙飛行と言うものをイメージ付けた存在なのかを感じると思います
そしてこの後に生まれたスペースシャトルと同じで映画を観る側も宇宙でのシーンが出てくるとアポロやスペースシャトルの映像をベースに無意識であっても映画の映像や描写を「リアルだ」と判断しているんでしょうねー
アポロ計画以来、人類は一度も他の星へは行っていません
再び注目を集め始めた月に、そして人類が到達した一番遠くの地への挑戦と成功を当時の映像で共に感じるのには素晴らしい作品だと思います!
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