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月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

2001年・宇宙の旅 (1968年作品)

この映画の公開当時は2歳弱だった自分、実際に映画を観たのは中学生になってからテレビの放映が初めてでした
当時はビデオも珍しかった時代で古い映画はテレビでの放送が主だったのを思い出しますね
この2001年・宇宙の旅も年末年始の深夜映画で見た記憶が・・・違ったかな?(笑)

アポロ計画に興味を持つと必ずこの映画を撮った監督(スタンリー・キューブリック)の名前があちらこちらで見かけるようにー
時代的に同じ時代に活躍した映画監督であり1960年代にスペースオペラに近い宇宙映画ばかりの中で彼の作ったこの映画は当時の知識ではリアルすぎる描写に巷で噂になった月面着陸「捏造説」で彼の協力が不可欠だっただろうと噂されたからです

さて映画の方に話を戻しますと太古の地球からお話は始まります、人類がまだ道具(武器)というものを持たない時代
そこに現れるのが黒い立方体のモノリスと呼ばれる存在、モノリスに警戒しながらも触れた人類は進化という形で道具を使うことを学びます

それから長い年月が流れ近未来、民間航空会社(PAN AM)が宇宙旅行事業にも進出した時代
人類は月にも基地を持ち生活をしており宇宙ステーションでは沢山の人々が行き交っていた
宇宙旅客機からステーションに降り立ったフロイド博士は他国の科学者から月米国基地での不可解な伝染病の噂を探られる
フロイド博士は戸惑いながらもその噂を否定しなかった・・・
ステーションから月へと移動する博士はその噂になっている月基地へと降り立つ、そこではあの太古の人類が触れたモノリスが発見されていたのだった

フロイド博士を含む米国の科学者達がモノリスを囲む中でモノリスは目覚めたように耳を塞ぐようなシグナルを発信し始める
そのシグナルは木星に向けて発信されていた

そして人類は木星に向けて宇宙船ディスカバリーを向かわせた、コンピューターHALが制御するディスカバリーで人口冬眠から目覚めているのは二人(船長のデビットとフランク)で他のメンバーは人口冬眠のままだった
そしてコンピューターHALの些細な予測ミスから事件は起きる・・・

大作と評価される映画にしては主演者が極めて少ない映画です
フロイド博士を演じるのはウィリアム・シルベスター、007の映画にも出ているようですが古き良き時代のハリウッドスターという面持ちです

ディスカバリーの船長デビッドを演じるキア・デュリア、彼の印象はマット・デイモン主演の「グッド・シェパード」での上院議員役でしょうか歳はとりましたが2001年・宇宙の旅で胎児から老人まで演じているので本当に老いていても不思議と以前から知っていたような錯覚になります(笑)

デビットと共にディスカバリーで作業をするフランクを演じるのはゲイリー・ロックウッド、彼はホラー映画に出ていた記憶があるのですが・・・この映画でも呆気なく死んでしまうのでそんなに印象が・・・笑

とにかく難しい映画です、長編である作品の一部を描いただけで終わってしまっているので続編である映画「2010」を観ないと原作からも変更部分が大きいですし監督が描きたかった内容を把握するのは無理かもしれません
ただ日本ではウルトラマンが人気だった時代に今では当たり前になったリアルな宇宙描写や精巧な宇宙船を用いた映像を当時の技術で作り上げたのは今観ても驚愕と言って過言ではない作品でしょう
冒頭の猿人に近い人類の姿、そして宇宙ステーションや月基地が普通になった時代の描写は圧巻です、月基地もクラビウスにあったりモノリスはティコ(クレーター)で発見されたり月を望遠鏡で眺めていて夢が膨らみます
映画の後半は宇宙と言うより精神論や宗教色が強い内容になってしまいますので前半の映像に見入るだけでもこの映画は価値があると思います
そして後半で描かれるHALの行動やデビット船長の意識、何よりも原作では土星だったはずの惑星が何故木星になり人類は何故そこへとモノリスによって導かれたのかを知りたい方は続編である映画「2010」を観てくださいね

2001年宇宙の旅 [DVD]

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たぶんこの後は「2010」も書くことになると思いますが「2001年・宇宙の旅」はこの辺で(笑)