月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

9月11日の木星

日中からドンヨリとした曇り空で夜の星空は期待薄でしたが雲の切れ間から木星が見えたので覗いてみました

大きな雲が広がっているんですが空きが大きくって雲の開けた部分は綺麗な星空が見えています
日中に色々と試し撮りしていてどれもパっとしなかったんですが接眼に合わせ辛い携帯のカメラより古くてもデジカメの方がいいのかな?とデジカメで写してみました
しかしやはり手ブレは抑えたくって思いついたのがダイソーに売っている小さな100円三脚
この三脚、ストッパーは無いのですが脚のパイプが数センチ伸びる、望遠鏡の接眼部分に合わせる様に台になるものを置いてそこにカメラを付けたミニ三脚を置いて接眼との角度調整を行えば木星などが移動しても肉眼からカメラに変えても少しの調整で再び合わせられるしタイマーを使えば手を離しても撮影できるのでブレも抑えられるかな?

カメラにも三脚を付けて手ブレは抑えたはずなのに赤と青のブレが・・・これって収差なんですかね?
ピントを合わせていて感じたのが∞印辺りから合わせ出して時計回りに回すと赤が広がってピントがボケてゆく
逆に半時計に回すと青が広がってピントが外れてゆくと感じます、赤と青がちょうど釣り合う位がピントの合っている場所なのかも?
これは木星では判りづらいので月が見れるようになったら再確認ですね

ところで昼間にミニ三脚を買いに行ってから望遠鏡のレンズの汚れや埃などもチェックするために一旦分解
レンズには埃が付いてはいますが汚れはない・・・でも筒を覗くと筒の内側が結構反射してるのが気になりました
つや消しを塗ったり反射を抑えるように加工している方々もネットで見かけますが手近に塗料も黒い紙も無いので1000番のペーパーで擦り内側の光沢を落としてみました
終わったら綺麗に粉を洗い流して乾燥です、そして覗いて気付いたのが中にある仕切り板の合わせ目
2mmぐらいの隙間があるので入ってきた光りが上下に抜けて見えるんですねー
ここは2枚ほど重ねたテープをピンセットを使って貼り漏れを抑えています
接眼側の光沢もペーパーで落としてレンズの汚れをチェックしてから組み立てて筒に取り付け、中を覗いた時の反射や漏れは抑えましたが・・・これがどれだけ星を見た時の効果に繋がるかは判りません(笑)

ただ今夜のズームした画像で木星に縞模様が!
でも木星の縞ってこんな均等な模様じゃなかったし・・・露出が合っていなくって白く飛び気味の部分ですからデジカメの性能からくる線なんでしょうね
でも100円三脚で手ブレが無くなり木星が縦に潰れているのがハッキリわかりました(笑)