月見猫

PENTAXカメラ愛用、旧レンズ集め、月の写真、野鳥や北海道の写真を写しています 連動ブログhttp://mooncats1966.blog.fc2.com/もどうぞ

9月8日の木星

今日は急に秋らしい湿度の無い心地良い晴れ、少し風は強かったんですが日が暮れると風も治まり涼しいぐらいです
9月に入っても真夏のような暑さが一転して例年通りの秋心地は夜になると寒いくらいに感じます(笑)

さて今日は日暮れを待って色々と星空を眺めてみました、仕事から帰って来て日暮れ間近の南西の窓を眺めてみると金星が!
すぐに自室から組立天体望遠鏡を持ち出すと隣の部屋へと移動、この望遠鏡で初の金星を眺めました!月と同じで欠けているのがハッキリ見えて感動ですー
しかーし!すぐに低く広がる雲に隠れてしまって・・・待ってる時の雲って本当に動かないものですね(笑)
雲がなくなった時には金星は沈んでいました・・・2分ぐらいしか見れなかったけど嬉しいものです

次に階段側の窓から西から北西を見上げると瞬く明るい星を発見、早速隣りの部屋から階段の上がったところに望遠鏡を移動です(笑)
瞬いているように見えたけど望遠鏡で見るとそんな感じもしないです、隣には小さな星も見えるのですが・・・肉眼では見えなかった位置に星があるのって不思議ですね
名前が判らなかったので天体ソフトで調べてみると・・・北西の角度的には40度ぐらいかな?
ミザール?でもミザールなら横にはもっと明るいアルカイドがあるはずだし・・・携帯のアプリで方位を見ていたんですが何か変・・・そう言えば渓流釣り用のベストに山に入る際に使っているコンパスを着けているのでそれを持ってきて確かめると北西よりかなり西寄りだった!
携帯の方位アプリって結構誤差大きいんですねー
じゃあ本当のミザールは?とコンパスで正確な北西を見るとミザールやアルカイドが含まれる北斗七星がちゃんとありました(笑)
あれ?でもミザールを見つけたら問題の瞬く星は角度的にミザールより低い・・・おおよそ40度ぐらいかな?と思っていた角度もミザールが約40度で光っているのですからそれより低く見えるという事はもっと下がって30度ぐらいなのかな?
ソフトで西付近で角度30度でアルカイドより明るい等星といえば・・・

あ・・・アークトゥルスだ・・・さっきまで初金星を眺めて喜んでいた横の方にあるスピカともう一個デネボアとの三個セットで「春の大三角形」を作っているアークトゥルスでした
先月ぐらいまでは日暮れの夜空に綺麗だなーと月と並ぶスピカなど眺めていたのに季節は流れ日暮れにはアークトゥルスしか見えていないんですね(笑)

と色々と眺めているともう東には木星が昇ってきてましたーまたまた望遠鏡の移動です(笑)
自室に戻って木星を眺めると今日は衛星が4個ちゃんと浮かんでいました!
風も止み大気の状態も落ち着いているのか昨夜はやっと見えた薄模様も初めから見えるのは嬉しいなー
と言うか他の星を見ていたから単に目が慣れていただけかも?

今日はブレないように箱と本を重ねてデジカメを載せるように構え接眼に近づけるのですがなかなか上手く捉えられない・・・
ニュートン反射望遠鏡の時は卓上だったので本を重ねて安定できたのですが組立望遠鏡だと三脚の高さ分、何かに乗せても高くなって安定しない・・・何かシッカリとした台を考えないといけないですねー

衛星は4個写ってくれたのですがブレブレ画像でスミマセンー!

今夜は新月、月を楽しめるのはもうちょっと先ですが月以外を眺めるのも楽しいですね、10倍→35倍になって見る楽しみもかなり広がりました